横安江町商店街の長年のシンボルでもあり、46年もの間そこを歩く人々を風雨から護り続けていたアーケードの解体撤去工事が昨8月22日より始まりました。
昨日はテレビや新聞など報道各社が朝からこぞって取材に訪れ、長年市民に親しまれてきたこのアーケードの最期を取材していました。
天蓋の波板が取り外され、骨組みのみになった躯体から仰ぐ夏の空は、このアーケードと長年朝晩を共にしてきた商店街関係者にとってひとしお感慨深いものでした。
私も関係者の一人として取材を受けましたが、無くなっていくアーケードに郷愁を覚えると共に、来春には整備が完了する新しい街路への期待が胸の中を交差してゆきました。
それにしても道路上に投げ出されたアーケードの骨組み、赤く錆びて46年の老朽化をまざまざと感じ取る事となりました。
約1ヶ月弱の解体撤去工事中は街路内の通行がし難く、来街者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、どうかお許しを。
生まれ変わりつつある街の胎動を見に来られるなんてのは如何でしょうか?
但し、工事をしている部分の真下は大変に危険ですので、くれぐれも近づきすぎない様ご注意下さい。
今日も携帯のカメラに、アーケードの最期の姿を収めている女性の姿を見かけました。
金沢では唯一の全蓋型アーケードを、記憶に焼き付けておきたいという事なのでしょうか。
明日は25日から香林坊大和で開催される古書展の搬入日です。
一日中大汗をかきながら本を運んでは列べる大変な作業です。
今日は早めに寝る事にします。
ランニングも会期中はお休みせざるを得ないと思います。
ともかくも、頑張るしかないか!