ついにその日は来てしまいました、金沢城下町マラソン...
昨夜はなんだかんだとバタバタしていたら、就寝はほとんど12時近くになってしまいました。
寝たのが比較的遅かったにもかかわらず、今朝最初に目が覚めたのはなんと4時頃(汗)
そのころはまだ大降りの雨音が聞こえており、雨ののかを走るのは嫌だな〜等と考えていたら目がさえて二度寝出来ません。
5時過ぎにMacPeople誌の難しい記事を見ていたらうとうとして小一時間程眠れたようですが、携帯にセットしておいた目覚ましの音で6時にはきっちりと目が覚めました。
やはり初出走で興奮しているのでしょうね(汗)
師匠にメールを送って待ち合わせを決めてから、身繕いをして6時40分頃には自宅を自転車で出ました。
この頃にはとにかくも雨はあがっており、何とか無事に走れそうな状況で、ホッと(ガッカリ?)しました。
会場で受付を済ませ、待っていると師匠が現れました。
応援団?も2名駆けつけ、ゼッケンを付け、開会式に参加する頃には嫌がうえにも大会への気分は高揚してきますが、同時に本当に完走出来るのだろうかとの不安も頭を持ち上げてきました。
そうこうしているうちに、路上に降りてスタートの準備です。
ピンクのゼッケンを付けたハーフマラソンのランナー達が8時丁度に競技委員長の合図でスタートすると、いよいよ今度は10kmコースのランナーの番です。
師匠のすぐ後でスタートを待っていたら、30秒前のコールのやや後に何の前触れもなくスタートの合図。
みんなアレアレって感じで拍子抜けしながらもかなりのハイペースでスタートを切ってゆきます。
私はといえば当然そんなペースについて行き様もなく、マイペースでずるずると後団のランナーに追い越されるがままに走り始めたのでした。
裁判所から橋場町の交差点を左折し、武蔵の交差点を更に左折しながら、前のランナーの背中を追いかけていきます。
師匠の背中は当然スタート直後に見失っていますので、淡々と(追い抜かれながら)走り続けます。
目標は完走ですから(汗)
南町を通過し、金信本店前辺りでは自転車で移動した応援団のお二人がカメラを構えて手を振っていますが、ろくにリアクションする余裕とて無く、更に脚を前に進めていきます。
片町のスクランブル交差点を左折する頃にはすっかり公報グループになっている様な気配でした。
(応援団のお二人によれば、金信本店前ではまだ全体の半分より前にいたとの事ですが...)
このあたりで3km弱でしょうか?
5kmの給水地点前辺りから、先日の練習でも痛み出して今回もと懸念していた膝がまたぞろ悲鳴を上げだしました。
まだ先は長いしこれから上り坂だというのに、先が思いやられます。
給水所で水を膝にぶっかけて冷してみたりします。
三口新町に向かい坂を上りはじめるとどんどん膝の状態が悪くなってきました。
折り返し地点から7kmの給水所まではもう歩いたり走ったりで、どんどん私より高齢の方々にも追い越されていきます。
沿道で小さな女の子やおばあちゃんに「ガンバレー」等と声を掛けられるともう一踏ん張りと走り出しては見るのですが、膝の状態は悪化の一途を辿ります。
工学部前から
古田角小立野の通りに出ると後は下り坂、何とかと重い足を繰り出してみますが、ついに膝から砕ける様に転けそうになる始末です。
(古田角→何でこんな誤変換になってしまったのか謎ですが面白すぎるので残しました、ちなみに「こだつの」と読みます。古田角、確かに「こだつの」ですね。9/15追記)
そうこうしている内に、大学病院を過ぎた辺りで後方からハーフマラソンのトップが通過しますので、10kmのランナーは左に寄るようにとのアナウンスが(汗)
ヨタヨタと走ったり歩いたりの私の横を、トップのランナーがまさに疾風のごとく駆け抜けてゆきました。
100mの全力疾走(もちろん私の)かよっ、っていうぐらいのスピードでした(涙)
このランナーはダントツトップだったらしく、2番手以降にはしばらく追い抜かれずに済みました。1kmを過ぎると協議の関係者が「大丈夫か、後少しだぞ」と声援を送ってくれるので、とにかくゴールを目指しました。
あと100m位の地点で、最後ぐらいは走ってフィニッシュをと思いますが、足が付いていきません。
走る体力自体はまだ充分にあり待っているのに情けない限りです。
ゴール前で、師匠が「後少し、ガンバレ」と応援しながら横を走ってくれました。
そして何とかゴールへフィニッシュ!
タイムは...
聞かないで下さい(涙)
ゴール直後、背後から「10kmランナー終了しました〜」みたいな声が聞こえてました。
まあ、完走(走ったといえるかどうかは別にして...)という最低限のノルマだけは果たせた様です。
ICチップで記録されていたタイムと順位を本部脇のテントでプリントアウトしてもらい、今回の競技は何とか終了です。
順位は何と285位!
エントリした人数はプログラムによれば321人なので、出走しなかった人もいるでしょうから30名程がリタイヤだという事でしょう。
師匠は次回もガンバレと仰っておりますが、もう良いでしょう?
ガラスの膝(笑)が長距離を受け付けないようですから...
以上、城下町マラソン参戦記でした。
追記:
膝は現在湿布薬でこんな状態...
後で画像もアップします。
といっても写真撮っていた訳ではないので、応援団の写真頼みなのですが...
azumi3さん、ヨロシクね。