先月末頃から世間では、この話題で持ちきり。
そう、マンションやホテルの耐震強度偽装問題である。
主に官庁や中部地方での70件余りのホテルやマンションの耐震強度が、国土交通省が定める基準を大幅に下回っているという。
それでなくても地震の多い関東圏で震度5強でも倒壊する危険性があるという分譲マンションにローンを組んで入居した居住者の方々、そのマンションの近隣に住む人々、何ともいたたまれない問題ではある。
経済設計などと称して鉄筋の本数を減らしに減らして、なよなよの建築物を建ててしまう。
日本人の倫理観もここまで地に落ちたのかといわざるを得ないこの状況、企業として利益さえ上げればいいというこの体質、自分の胸にも手を当ててみなければいけないかも知れないが、目先の金の前には人命さえ紙くず扱いの、ほとんど殺人行為に等しいこの状態。
テレビに映る関係者の弁明は、当然の事ながら実に虚ろに見える。
実は、私が住んでいるのはマンションの1階部分なので、決して人事ではなかったりもする。
平成元年竣工の我がマンションは、神戸の震災前に建てられたものなので、耐震基準は多分最新のものではない。
まあ建設会社が超一流どころのT工務店というのが救いだろうか?
しかしこの問題、今話題になっている連中だけの問題であればいいのだが...
どうもそうはいかない様な嫌な予感がするのは、私だけではないと思う。
日本人の倫理の明日はどっちだ?