先日は
近八書房に待望の
MacBookが到着したばかりで、ついつい
浮き足立ったエントリを建ててしまったが、未だに地に足は付いていない様だ。
先日のエントリでは久しぶりに使った
Mac純正の日本語入力システムである「ことえり」に対して悪態をついてしまったが、それにはいくつかの理由がある。
最も大きな理由は、新しいMacの購入なり、OSのアップデートをした時に、先ずしなくてはならない事にユーザー登録があります。
ところが私の場合Macでこれをやると、私の名前の中の一字である隆(たか)が「ことえり」では「たか」のままでは変換候補に挙がってこない。
仕方なく「りゅう」とか「たかし」書き換えて変換するしかないのである。
これは自分の名前を置き換える事になるので、入力する上で結構心理的なストレスを感じる事になる。
それでもまあ変換して、次に会社名(オプション)を入れる段になると、事態は更に深刻な局面を迎える(汗)。
「
近八書房」なんぞ、そのまま「ちかはちしょぼう」と入力しても金輪際変換出来ない。
当然「きんはち」とか「こんはち」とかで変換するのでいつまで経っても「ちかはちしょぼう」→「
近八書房」への変換は学習すらしてくれない訳である。
まあ、「
近八書房」→「ちかはちしょぼう」と屋号を単語登録すればいいっていう事ではあるが、単漢字でのこの変換候補の少なさや、デフォルトでの変換効率の悪さはどんなもんなのだろう。
とにかく、ユーザー登録の段階からこれでは嫌にもなろうというものだ。
(「
近八の読み方」というエントリは
こちら、
近八書房の屋号の由来は
こちらへ)
そんな訳で2〜3日前に注文しておいた
IntelMacにも対応した新しいATOK2006が到着し、インストールして漸く日本語入力にストレスを感じる事はなくなった。
これでどうにか元のPowerBookとほぼ同じ作業環境に戻す事が出来た訳である。
(ちなみにこの写真は、iSightなる内蔵カメラで撮ってみた)
古書店という職業柄
近八書房では商品名をその時代のままの旧漢字で表記する事が多いので、標準の環境ではどうしようもない。
その点は、Windowsに標準の
MS-IMEはもう少し賢い様である。
今回のATOKは、IntelMacユーザー狙い撃ちの
5000本限定Mac+Win版だったので、そのうちWindows環境にもインストールしてみようと思っている。
ところで今回のATOK2006には、前回のバージョンで付いてきていた話し言葉関西以外にいろんな地方の話し言葉が選択できる様になっている。
すなわち、話し言葉中部北陸では、
近八書房が在住する金沢の方言ので入力しても誤変換しないという事の様である。
という事でやってみた。
例文
何ゆうとるがや、そんな事ないぞいや。
(何を言ってるんだ、そんな事ないだろ。)
一般
何遊トルが屋、そんな事内沿いや。
話し言葉
何遊トルが屋、そんな事ない沿いや。
話し言葉中部北陸
何ゆうとるがや、そんな事ないぞいや。
おお!ちゃんと変換されとるがいね。
これやったら邪魔ないぞいね!
これぐらいスムーズに変換してくれるがやったら、快適やとこと。
みんなも使うてみたらいいがにね。
値段もそんなに高くないげんて。
といった具合でなかなか大した物である。
これにより中部北陸地方での
ATOKのシェアが僅かでもアップした暁には、
近八書房宛
ジャストシステムより何らかの付け届けを送って頂くのは(
こちらとしては)一向に差し支えないので、是非ともご検討の程、お願いしたい(笑)。
<追記>
こことか
ここに記載されている日本語入力システムの歴史がなかなか興味深い。
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