さて、相変わらずの大雪ではありますが、たまには気候ネタを離れての一席を。
先日お世話になった中小企業診断士の
遠田幹雄さんのブログによれば、
ラッセル車は元々ラッセル社のブランドネームだったものが一般化した様だ。
こんな事は世間では大変によくある事で、例えば実家の母の事で言えば、救急絆創膏が初めて当地に来た時、それはたまたま
「サビオ」という商標のものであった。
母はそれ以来20年程は救急絆創膏を
「サビオ」と称していた。
まあ、普通世間一般で言えばそれは「バンドエイド」なのだろうか?
その様な事例は枚挙にいとまがなく、電子レンジを「エレック」(これはナショナル)、ティッシュは「ネピア」(何故スコッティではない?)など、実家では商標飛び交いまくりなのだ。
高齢な方々ほど、そのものの本質的な呼称よりも、その品物の商標名を愛用する傾向が強い様だ。
それ程に刷り込みは企業にとって重要なのだろうと思う。
携帯型カセットテーププレーヤーの先駆たるウォークマンはその後にでた同類を全てウォークマンと呼ばせる事に成功したし、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのiPodは世に数多あるシリコンオーディオプレーヤーやHDDオーディオプレーヤーの代名詞になっているのはご承知の通り。
ブランドネームを浸透させて、マーケットを囲い込む事こそ昨今の企業の大命題の一つなのだろう。
ヤマト運輸の宅急便もその一つだろう。
ペリカン便、飛脚便なんかまだメジャーな方かな?
それでも人々は宅配便をついつい宅急便と称してしまうのだ。
さてその宅急便(いや宅急便だけではもちろん無いのだが)、どうも今回の大雪には大苦戦の様だ。
今日店に届いた荷物も通常の一日遅れだったし、その時今日の集荷も無理矢理お願いしたが、通常通り届く保証はないとの事だった。
そういえば市内を走る集配車はチェーンをじゃらじゃらいわせながら走っているので、聞いてみたら、スタッドレスをはいていても集配車はそんなに重い荷物を積んでいる訳ではないし、RWD(後輪駆動)なので、スタッドレスタイヤを履いていても裏道などではチェーン無しでは走れないんだそうだ。
なるほど、スタッドレスだけでは雪道は走れないんだなと妙に納得してしまった。
あれ?今日は気候ネタを外して書こうと思っていたのに、結局そちらに戻ってしまった。
まあ、宅配のお兄さん達に荷物の到着が遅いと怒るのは、ここしばらくは止めた方がいいですよ。
ドライバーさん達は一生懸命頑張っているんですから。
今日も店で縮こまっていたから、写真は無しです。